人間ドック・健診のご案内

• 現在人間ドックは新型コロナウイルス感染症拡大の為、現在受入を中止しております。
• 個人健診（雇入時健康診断・特定業務従事者の健康診断等）・予防接種（成人）はこちら

人間ドック・健診のご案内

公立阿伎留医療センターは、精度の高い健診・検診と丁寧なフォローアップに努め、皆様の“健康のかかりつけ医”としてご信頼に応えます。

今日、高齢者社会を迎えて「健康寿命の延伸」が大きな関心事になっておりますが、自覚症状の出始める前に健康状態をチェックし、疾患の有無を探し出して、早期発見・早期治療に努めることはなによりも大切なことであります。

私どもは、がんをはじめ様々な生活習慣病・メタボリックシンドロームといわれる基礎疾患（肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病、脳梗塞、虚血性心臓病、痛風、腎臓病、など）を「未病」のうちに早期発見して、健康の維持・増進をサポートする予防医学を目指しています。

人間ドック、特定健康診査、がん検診、資格・免許申請、受験・就職・留学などの一般健康診断（個人健診）などを行っておりますが、基本検査項目をコアとして多彩なオプションメニューについて、それぞれの専門医による診断と画像読影、熟練した検査技師による検査などを実施して、医学的根拠に基づいた精度の高い診断は高い評価を受けております。

人間ドック・健診後のフォローアップ（精密検査）について

人間ドック・健診・一般健康診断は、すべて総合内科が中心となって、必要に応じてリンクする各専門診療科と連携して実施しております。受診結果に関するフォローアップについて、再検査や精密検査が必要と判断された場合には、公立阿伎留医療センターの各専門診療科、またはご希望に応じて他施設へご紹介させていただきます。受診者の皆様のニーズに合わせてご遠慮なくご活用ください。

また、他施設において健（検）診をお受けになって、精密検査が必要と判定されている方についても、当医療センターの各専門診療科においてそれぞれの学会認定専門医が保険診療（医療）で適切に対応させていただきますのでご相談ください。

人間ドックについて

公立阿伎留医療センターは、各学会認定の専門医と熟練の検査技師が高度な知識と技能で精密かつ丁寧な検査を行い、あなたの健康を支援します。また、万が一異常が認められた場合や精査が必要な場合、当医療センターでの専門医による外来予約診察も可能です。 なお、人間ドックの各種料金表示はすべて税込表示です。また、受診時に会計窓口にて（クレジットカード払い可）お支払いをお願いしております。 ご不明な点は下記人間ドック係までお問合せ下さい。

ご予約案内

当医療センターの人間ドック（日帰り）は予約制となっております。ご希望される検査日の2週間以上前までに、下記受付窓口に直接おいでいただくかお電話にてご予約をお願いします。また、空き状況や検査内容のご相談等、お気軽にお問合せ下さい。

受付窓口	検診受付（１階会計カウンター並びの6番窓口）
お問合せ	042-558-0321（内線　2105）　人間ドック係
受付時間	月曜から金曜　9時から17時

検査結果のご報告について

人間ドックの検査結果は約2～3週間でご自宅に郵送、もしくはご予約制ではありますが（水曜11時から）医療知識豊富なドック総括医師より、対面による丁寧な結果説明を行っております。人間ドックの検査項目以外でもドック総括医師に健康についての不安やご相談などをしていただくことも可能です。 人間ドックご予約の際に、郵送か面談かをご選択下さい。

基本ドック検査内容（日帰り）　38,500円（消費税込）

基本ドックコース　検査項目
身体測定		身長、体重、腹囲、BMI、肥満度
内科診察		問診、診察*1
生理機能検査		血圧、心電図(安静時)、聴力検査(簡易)、視力・眼圧測定、眼底検査、肺機能検査
血液検査	血液一般	白血球数(白血球分画)、赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット、血小板数、平均赤血球容積、平均赤血球ヘモグロビン量、平均赤血球ヘモグロビン濃度、網状赤血球(Reti)、血液型（Rh）
	脂質代謝	総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪
	肝機能	総蛋白、アルブミン、総ビリルビン、直接ビリルビン、AST(GOT)、ALT(GPT)、LDH、ALP、γ-GTP、LAP、ChE、蛋白分画
	膵臓機能	血中アミラーゼ
	糖代謝	空腹時血糖、グリコヘモグロビン(HbA1c)
	血清学的検査	C反応性蛋白(CRP)、梅毒反応、肝炎ウイルス検査(HBｓ抗原・抗体、HCV抗体)
	リウマチ	RF(リウマトイド因子)
	腎機能	尿素窒素、クレアチニン、eGFR、電解質(Na、K、Cl、Ca)
	痛風	尿酸
	腫瘍マーカー	PSA(前立腺・男性のみ)
尿検査		比重、蛋白、糖、潜血、尿中微量アルブミン、沈査、尿中アミラーゼ
便検査		潜血反応(免疫2回法)
胸部X線検査		胸部直接撮影(2方向)
上部消化管検査		胃カメラ*2(胃内視鏡検査)または胃バリウム検査（どちらかお選び下さい）
腹部超音波検査		胆嚢、肝臓、膵臓、脾臓、腎臓など
喀痰細胞診検査		喀痰細胞診
婦人科検診（女性のみ）		内診、子宮膣部細胞診

• ＊1 診察について

  診察には直腸診・肛門鏡（外科専門医）、前立腺触診（泌尿器科専門医）が含まれております。実施を希望されない方は事前にお申し出ください。なお、受診項目をキャンセルされた場合でも料金は変わりませんのでご了承下さい。

• ＊2 胃カメラを選択された方

  人間ドック受診当日より7日前までに感染症にかかわる事前検査（血液検査）が必要です。受診される方の負担を軽減するために、同時にその他の血液検査・尿検査も実施させていただきますのでご了承下さい。

人間ドック追加検診について

ご希望により、当センターの基本検査に以下の項目を追加することが可能です

脳ドック	22,000円	頭頚部のMRI・MRAを行います。MRIは、頭蓋内の断面を画像化して脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの病変を検査できます。MRAは、MRIと同様の原理を利用し、頭頚部の血管の様子を立体画像化できます。放射線や造影剤を使用しないため、安心して検査できます。
肺がんドック	14,300円	HRCT(高分解能CT)及び腫瘍マーカー(SLX,SCC,ProGRP）を行い、総合的に判定します。HRCTは低線量、高分解能、高密度データ収集を可能とします。体内にがんができると特殊な物質が血液中に異常増加することがあります。腫瘍マーカー検査はこれを血液検査で測定することにより、がんを発見する手助けのひとつとなります。
乳がん検診	各4,400円	当センターでは、乳がんドックを受診される際に、マンモグラフィもしくは乳腺エコー検査のどちらかを選択していただきます。ご希望で両検査を併用して行うことも可能ですが、料金が8,800円となります。 マンモグラフィは乳腺・乳房専用のレントゲン撮影をするもので、乳がんの確認には必要な検査です。申込みは40歳以上の方とさせていただき、2方向撮影で行います。
胃がんドック (胃健康度チェック)	4,400円	血液検査によるペプシノゲン1.2及びヘリコバクターピロリ抗体精密検査を行います。これは、基本ドックで行っていただいた上部消化管検査や腹部超音波検査等と総合的に診断を行う上で必要な検査です。ペプシノゲンは前がん病変である慢性萎縮性胃炎を診断し、早期の胃がん診断の拾い上げを行い、ヘリコバクターピロリ抗体で細菌の有無を確認します。
骨粗鬆症	3,300円	デキサ法を用いた骨塩定量検査を行います。これは2種類のX線を照射し、骨の吸収差を利用して骨量を測定しますが、最も正確な検査法で、骨粗鬆症の予防・早期発見につながります。
動脈硬化ドック	4,400円	「動脈硬化」とは、動脈の壁が厚くなったり、固くなったりし、本来の構造が壊れ、働きが悪くなる病変の総称です。高血圧や喫煙、また脂質異常や高血糖などの異常があると動脈硬化が起こりやすくなり、脳血管障害（脳出血、脳血栓など）や心臓疾患（狭心症、心筋梗塞など）の原因となります。動脈硬化ドックは頸動脈エコーを用いて、動脈硬化の有無や進展度を正確に評価します。

• 上記の料金は消費税及び地方消費税の額を含みます。

人間ドック単独検診について

以下の項目は、単独で受診することが可能です。

低線量ＣＴ肺がんドック	18,700円	ヘリカルＣＴ装置で放射線を低線量に設定し、身体への影響を最小限に抑えて胸部のＣＴ検査を行います。胸部Ｘ線検査による肺がん検診と比較して、より小さく、より早期の肺がんを発見できることが国内外の研究で報告されています。また、低線量ＣＴ肺がんドックには肺がん死亡率を減らす効果がアメリカで報告されています。なお、申込みは40歳以上の方とさせていただきます。

• 上記の料金は消費税及び地方消費税の額を含みます。

飲食について

• 受診日前日

  夕食は午後９時までに済ませ、夜食やアルコール類の摂取は控えて下さい。 胃バリウム検査を選択されていない方は、お水のみ飲んでも構いません。

• 受診日当日

  禁食です。煙草、飴やガム、コーヒー、お茶類も口にしないで下さい。 　＊胃バリウム検査を選択されていない方は、コップ１杯程度のお水のみでしたら、飲んでいただいて構いません。

お薬の服用について

• 現在、心臓病・不整脈・高血圧症などで治療を受けている方は、症状により内服を中止できない場合がございますので必ず処方しているかかりつけ医にご相談下さい。
• かかりつけ医の判断で、心臓のお薬や血圧のお薬などの服用を指示された場合は、起床後早めに少量のお水で内服して下さい。
• 糖尿病の内服薬は、原則として当日朝には服薬しないで下さい。インスリンの注射中の方は、必ず主治医の指示を受けて下さい。

人間ドックについてよくあるQ＆A

前日にゴルフの予定ですが、問題ないですか？

当医療センターでは検査日が近づきましたら、ゴルフや野球、マラソンなどの激しい運動は避けていただくようお願いしています。過度な運動をされますと蛋白尿がでてしまったり、腎臓の機能が落ちてしまう可能性があるためです。体操や軽いウオーキング等であれば差し支えありません。

前日に忘年会の予定ですが、避けた方がよいですか？

お酒には糖質が多く含まれています。糖質や脂質、尿酸値は食事でも上昇しますが、当医療センターでは21時以降の飲酒は禁止させていただいております。また、アルコールは利尿作用が強いので、前日に多量に摂取されますと、脱水傾向になったり、尿検査に影響しますので、ご注意下さい。

当日の喫煙はなぜいけないのでしょうか？

喫煙すると、胃腸の動きが活発になり、検査で正確な判定がでない場合がございますので、起床時からの禁煙をお願いしています。また、当医療センターには喫煙スペースはございませんので、ご了承下さい。

コンタクトレンズをしていても大丈夫ですか？

裸眼視力検査がございますので、メガネの持参をおすすめします。

ロッカーや更衣室は完備していますか？

用意してございます。しかし、貴金属や不必要な現金はお控え下さい。